活動ブログ
2020.02.05
不登校・ひきこもりを支援する講演会
ドーナツ講演会
2020年2月3日(月)豊岡市民会館4階の会議室にて
「不登校・ひきこもりを支援する講演会」を開催しました。
(一階入り口でご案内しました)
講演会の講師に神戸市看護大学教授の船越明子氏をお迎えして、
「不登校・ひきこもりの理解と支援」と題して講演いただきました。
社会的問題として話題に上がることの多くなったひきこもりですが
、まだまだ支援の手が隅々まで届いているとは言えないのが現状です。
まず、ひきこもりに対する理解、そしてどのような支援ができるのか
ということを詳しく、お話しいただきました。
あと、ドーナツの会からの活動の報告、そして講師への質問、意見交換を行いました。
(船越明子氏)
たくさんのことをお教えいただきましたが、特に印象に残ったのは
現在6カ月間ひきこもりの状態が続いた段階で引きこもりと認定すると
定義されているが、6カ月待ってはいけない、と言われたことが本当にうなずけました。
早期発見、早期対応が必要ということです。
また、包括型社会の創造というお話で、地域の課題に取り組むことが自ずから、ひきこもり支援に繋がっていく、との言葉が印象的でした。
たくさんのお話を頂き、質疑応答でも会場から具体的な質問があり、丁寧にお答えいただきました。
(質疑応答)
(当会上坂充代表からのご挨拶)
(丹波ブランチ代表の井上氏にお出でいただきました)
(緊張をほぐす、飲み物コーナーを設けました)
講演会終了後、ドーナツへ移動し、ドーナツ家族の会のメンバーと先生を囲んでのひと時を持ちました。
各家庭での具体的な問題にお答えいただきました。囲む会には家族、スタッフのほか、当事者である若者2名も参加し、
当事者としての発言を聞くこともできた貴重な時間でした。
(ドーナツ交流スポットにて、先生を囲んで)
平日の昼間でしたが、関心をお持ちいただいた一般の方々、議員、市役所関係、学校関係、近隣自治体等、
たくさんの方たちにご来場いただき、会場では椅子が足らず、スタッフ一同嬉しい悲鳴をあげました。
最終的に150名弱の方にお越しいただきました。ありがとうございました。
(たくさんの方たちに予備の椅子に掛けていただくことになりました)
当ドーナツの講演会にお越しいただきましたことを御礼申し上げます。
今後とも、当会の活動にご理解、ご支援を賜りますようお願い致します。