活動ブログ
2026.04.01
不登校引きこもりを支援する講演会
不登校引きこもりを支援する講演会 (2026年3月9日月曜日)
神戸市看護大学教授の船越明子先生を講師にお迎えして、今年も講演会を実施しました。
春の陽気で嬉しい良き日に開催することが出来ました。
今回も事前に多くの方から申し込みをいただき、
100名近くの方にお出でいただきました。
はるばるお出で下さった船越先生、
ご参加くださった皆様ありがとうございました。

(100名近くの皆様にお出でいただきました)
演題「危機に陥る前にできること~ひきこもりの8050問題を考える~」

(講演される船越先生)
8050問題についての講演ははじめてでした。
内容は詳しく多岐にわたりましたが、講演の中で特に心に残ったものを記します。
●8050問題は「ひきこもり状態の長期化」と「家族の高齢化に伴う経済的な不安定さ」の2つの
課題を抱えている可能性が高い。
●「ひきこもり」とは状態であり、現象。(病気ではない)
ひきこもり支援では、本人及びその家族自身の意思で今後の生き方や社会とのかかわり方などを決める「自律」を目指す。
(社会参加の実現や就労はプロセスであり、それのみが支援のゴールではない)
●ひきこもり支援は問題解決型(医療・社会福祉の制度に当てはめて活用を促す)の支援と、伴走型(対等で相互的な関係で寄り添いつながり続ける)の支援の両輪で行う。
●「8050問題」はたくさんの支援機関や地域とのつながりをつくっていくことが重要
家族や本人が福祉や行政、支援機関とつながっておくことも大切だが、地域の人と普段からつながっておくことで、本人や家族が困難な状態に陥った時にSOSが出せる・受け取ることに備えられる。
(親のつながりは子の財産。まずは挨拶を交わして関係をつくる)
●親亡き後に備える
親の過度な心配は親子で共依存の関係を作ってしまい、子どもの自立を妨げる。
心配するなら現実的で具体的な心配をしよう。
(漠然とした心配が消えないのは親自身の課題)
本人に家事や家の管理を少しずつ任せていく。
本人が望む生活を自己決定できるように、親なき後の生活について本人と話し合う。
(親子関係を良くしていく)

沢山の教えを頂きました。
講演のあと、意見交換の時間を設けました。
民生委員、家族等々からたくさんのご質問を頂きました。
途中と最後にドーナツワークス謹製の「焼き芋」と「しいたけ」等の販売もありました。
「ここの焼き芋がおいしい」と、購入していただく方もあり
日ごろからドーナツ・ドーナツワークスを応援いただいていることに
感謝の気持ちでいっぱいです。

(すぐに売切れてしまいました)

終了後、ドーナツで船越先生を囲んでスタッフ、参加者と交流の機会を持ちました。
講演会を終えての感想や支援についての意見交換を行いました。
来年度も引き続き、講演会を開く予定です。
ぜひ、ご参加下さい。
特定非営利活動法人コウノトリ豊岡・いのちのネットワーク ドーナツの会